大仰に考えない方がいいよ
今日は、ひとりさんが、質問にどんな風に答えておられるか?
質問コーナーを書き起こしてみました。
<質問>
36歳、女性、K・Hさんです。
私は看護師ですが、仕事をしていて、働きづらさを感じたり、
プレッシャーを感じたりします。
人の命や、身体をあずかる責任感で、押しつぶされそうになる時があります。
仕事が向いていないから、辞めたいなあと思う一方で、
魂の成長のためなのだから、辞めてはいけないと思う自分がいます。
自分にとって、どちらが正しい考えなのでしょうか?
<お答え>
これはねえ、自分しか決められないんだよね、
逃げちゃいけないっていうことはないの、
逃げても、そこで魂の修行はあるから、
どこでも修行はできるの。
これは向いてないなあと思えば、辞めりゃあいいし、
あの~、結構言ってる人の中で、
意外とそのまま務める人多いんだよね、
ってことは、そこに居れる状態だから、
仕事ってね、どこに行っても大変なの、
だから、どっか行っても大変だよって。
病気の人とか、死にそうな人見てると、大変なような気がするけど、
誰でも病気するの。
で、誰でも死ぬの。
だから、そんなに大仰に考えない方がいいよ。
誰でも死ぬからね。
あなたも死ぬから。
特別なことじゃないから。
こういうのはね、誰かに決めてもらうことは出来ないの。
あんまり重く感じるんなら、辞めて次行けばいいの。
どこでも修行はあるから。
私がひとりさんの考え方が好きなのは、
いつも相手を尊重されてるからです。
こうしなさい、ああしなさいと指示するわけでもなく、
相手を放置するわけでもないし、
自分が背負うわけでもない。
だけど、何故か相手の心が軽くなるような答えを、
すっと出されるのが、とても心地よく聴こえます。