3割遊びを作る。

私は、一生懸命になると、

つい頑張り過ぎてしまうところがあります。

 

過去(14年くらい前)にも、

家のことも、仕事のことも、子どものことも、

完璧にやりたくて、

身体を壊してしまったことがありました。

 

手が震えて字が書けず、

動悸がするので脈を測ってみると、

いつも1分間に160ありました。

 

汗が出て、やたらいつも暑いし、

食欲があるので、間食もするのに、

体重は減るばかりで、

自分でも怖いくらいでした。

 

ある日、鏡で、自分の首元を見て、

腫れていることに気付き。

病院に行ったら、

バセドウ病と診断されました。

 

このままでは心不全になると言われ、

仕事は退職し、

家で休むことになりました。

 

そこまで、行かないと、

自分の不調に気付けなかったのです。

 

おかげさまで、今は、身体も絶好調で、

仕事もプライベートも、自分のペースで

毎日の生活を送らせてもらっています。

 

そこでやっぱり、ひとりさんの次の話に

とても納得しました。

 

あのねえ。

仕事する時のコツね。

持ってる力の、7割しか出しちゃ、ダメなんだよ。

全力を出し切っちゃダメなんだよ。

 

あのねえ、

作品だろうが、書き物だろうが、

芸術品だろうが、仕事だろうが、

7割以上の力を出すと、

鬼気迫ったものが、出来上がっちゃうんだよ。

 

あのね、そこまでやっちゃダメなの。

でね、そこまでやると、続かないの。

 

うつになっちゃうとか、壊れちゃうって人は、

やり過ぎなの。

 

持てる力の7割で、

3割遊び作っとかないとダメなの。

そういう作品の方が、いい作品もできるし、

いい仕事もできるの。

 

だから、自分が何かやるとき、

やり過ぎないように、

気をつけなきゃダメなの。

 

で、7割の力で、

いい仕事をするのが、プロなの。

 

本当のことをいうと、

最高で7しか、

出ないようにできてるの。

 

人間てのは、

火事場のばか力みたくて、

能力はあるけど、それ全部出すと、

壊れちゃうの。

 

だから、めったにそんなもん、

出しちゃいけないの。

 

だから、会社の仕事だろうが、

自分の仕事だろうが、

7でいいの。

 

7しか、

要するに 10出そうとしても、

出ないんだよ。

出ないようになってんの。

 

出ないものを出そうとしてるから、

おかしくなっちゃうんだよ。

7で十分なんだと思えばいいの。

 

そうすると心にゆとりが出るから、

いい仕事ができるの。

 

わかるかな?

持てる力の7でやればいいんだよ。

7でやっているうちに、

実力ってのは、

だんだん上がっていくから、

持てる力の7以上出すと、

壊れちゃうからね。

 

分かったかい?

 

成功したかったら、

会社勤めでも、仕事でも、

7でやってる方が、

ゆとりがあって、うけるの。

いい作品が出来るの。