困ったことは起こらない。

ひとりさんはよく、お話の中で「信じたくない人は信じなくていいからね」とか「変な人の言っていることだから聞くだけ聞いといて」とか言われます。

 

それを聞くと気楽に安心して聴いていられます。

そしてひとりさんは「常識って普通だからね」とも言われています。

 

ひとりさんの話を聴けば聴くほど、ひとりさんという人はほんとに普通の人じゃないし、世の中の意見とは真逆だと思うことが多いです。

それなのにそれが妙に心に納得できて、愛を感じるのが不思議です。

そしてそんなところを面白いと思えるのです。

 

そんな世の中の常識とは違うお話の一つに、「困ったことは起こらない」というお話があります。

 

私はこのお話を聴いて「なるほど、困ったことが起きているんじゃないんだ」と不安が消えていくのを感じました。

 

抜粋

私が困ったことは起こらないんだよって言うと、そんなことはないって言った人が随分いるんだけど、本当に困ったことって起きないんです。

それで、たまに困っている人がいるんですけど、それは困ってるんじゃないんです。学んでいるんです。

人間というのは、本当に困んないと学ばないんです。

だから、あなたたちみんなに親がいると、親はね、子どもに困らせたくないから、これも覚えなさい、あれも覚えなさいって言うけど、本当は困ってから学んでも遅くないんです。

で、人は個性がいっぱいあるから、何に困るか分かんない。だから、困ってから、例えば、落ちぶれた時に初めて、お金のありがたみが分かるんです。

それまではお金のありがたみをいくらね、親が教えても分からないんです。だからお金より友情のが大切だとかって言う人いるんだけど、別にお金があったって友情は出来るんだよね。

 

人間って言うのは、困ってるって思うと、相手がかわいそうですから、ああこの人は、今一生懸命学んでいるんだなあって、そういう風に見てあげて欲しいんです。

 

それで、この話はちょっと過激な話なんだけど、よくあの、なんていうのかな、家庭内暴力というか、親をひっぱたいちゃうような子どもがいるんだけど、

大概そういう人に聞くと、あの子は小さい時アトピーだったのよ、とか喘息だったのよとかって言うけど、

喘息だったら親のことをひっぱたいていいんですか?っていうことになっちゃうんだよね。いいわけがないんだよねえ。それなのに、アトピーだったからとか、言って平気で殴られてる人って言うのは、そんなに辛くないんです。

本当に辛かったら、出てっちゃうんです。

出てっちゃえば、本当はいいんです。

出てっちゃうと、子どもだって、ご飯食べさせてもらって、家住まわせてもらって、ね、親いなくなっちゃったら、ご飯食わせてくれる人いないし、ぶん殴る相手だっていないでしょ?むかつくからって、隣のおじさんとかお母さん殴ると、逮捕されちゃうんですよ。

で、そんな当たり前のことが、分かる。

やっぱし人間てのは、学ばなきゃしょうがないんだよね。って言うことなの。

だからお金に困っている人見たら、今お金のことを学んでるんだ、ていう風にとってもらいたいなっていう話しなのね。

 

で、これは1の話の半分だからね・・・と続きます。

この次はもっといい話です。

そして、一般的によくあることだけど、普通にみんながやり過ごしてしまっている話です。

この当たり前が当たり前じゃないと気付くと、機嫌の悪い人に振り回されずに済むなあと思うお話です。

こんな風に、抜粋し出すとキリがないくらい、次々いい話があります。

是非参考に、聞いて楽しんでみてください。

 

つづく。