人生ってね、公園散歩してるようなもんなの。

ひとりさんのお話の中に、公園を散歩していてきれいな花壇、きれいな花があるのに、

(人生の中で親切にしてくれた人がいたはずなのに)そういうことを一切忘れちゃって、

公園にあった犬のクソのことだけずーっと考えて

「あのうんここういう色してたのよ。こういう形していたのよ。色、つや、形詳しく説明されても、聞いている人もツラいんです。だから辞めよう」

っていうお話があります。

 

すごく分かりやすくて、しかも現実によく見覚えのある話でした。

 

あなたの周りに旦那さんやお姑さんの悪口ばっかり言っている人いませんか?と聞かれているお話もありました。

まさしく私のことでした。

 

私は自分を愛することも、人を愛することもどこか遠くにやっていました。

だけどひとりさんのおかげで、犬のクソの話よりも花壇の花について、きれいだな、ありがたいなあ、幸せだなあっていうことが増えて行きました。

 

そうしてひとりさんの本に出合ってから約7年経ったある日、私は、一つのスーツケースに自分の身の回りの物を大方入れて、車に布団一流れを積んで、着の身着のままに家を出て、アパートのひとり暮らしを始めました。

 

それと同時に離婚調停の申し立てをしました。

離婚調停の話は次回に書きたいと思います。

 

つづく。