離婚してよかったこと
私は今年で、離婚して丸4年と少しになります。
その経験の中で、離婚してよかったと思えることがたくさんあるので、書いておきたいと思いました。
①まず、自分に自信が持てて、自分のことが好きになりました。
結婚生活に我慢して、不満を持ちながら、恨みを貯めるような生き方をしていて、自分を好きになれるハズがありません。
自分で生きているという実感があり、自分のために生きていることが、自信につながりました。そしてそんな自分を大好きになりました。
②子どもたちとの距離が近くなりました。
初め、長男は、家を出ていった私に対して、反抗期だったこともあり、怒りをぶつけるような感じでした。
ですが、きちんと離婚し、娘2人との3人暮らしているうちに徐々に打ち解けてきて、今では結婚していた時よりも、気楽に話ができるようになりました。子どもたちも、両親のけんかを聞く必要が無くなったので、楽なようです。
今では、元夫とも普通に連絡を取り合える関係です。そんな両親のことを子どもたちは温かい目で見てくれています。
③田舎の風習や慣習と縁が切れた。
田舎では行事が多く、自治会、婦人会、子供会、お寺の行事、お宮さんの行事、田んぼのこと、畑のこと、夫の兄弟のこと、先代のこと、お墓のことなど、私は次男の嫁でしたが、夫が跡取りでしたので、家を守っていくためにやるべきことがたくさんありました。
それでも以前よりは改革されて、減ってきていましたし、田舎の嫁は皆がやっておられることです。
そんな、重圧と縁が切れて、本当によかったと思っています。
④仕事に感謝、お金に感謝、人に感謝できるようになった。
離婚した以上はひとりで生きていくことになります。住むこと、食べること、着ること、遊ぶこと、全て、仕事があるおかげで回っていきます。
お金を使う度にありがたいなあと思えます。以前より自由にお金が使えるので、生活していくのはもちろんですが、楽しみに使うのも自由です。そんな風に友達と出掛けたりして楽しんだときなど、つくづく幸せだなあ、ありがたいなあと思います。
そして、住んでいるアパートのお隣さんに声をかけてもらったりすると、嬉しくなったりします。今まで、町内の行事など嫌がっていたのに、むしろ声を掛けあえて幸せだなと思えるのです。不思議です。
⑤人の自由を許せるようになった。
自分自身が結婚という枠から外れて、自由になったからか、人が自由にしていると、よかったなあ、と思えるようになりました。
それまで心が狭かったんだなあと今なら分かります。
⑥結婚の修行を続けられている人を尊敬できようになった。
自分が渦中にいた時は、結婚に対するネガティブな思いしかなかったように思います。よそのご夫婦を見ても、仮面夫婦ではないか?と思ったりして(笑)
でも今では、夫婦を続けている人は、ちゃんと修行を続けておられるんだな。すごいなと心から思えます。
⑦元夫のことを冷静にみられるようになった。
何を元夫がしていても、今では他人ですから、関係ないし、やりたいことやればいいと思えるようになりました。
そして、結婚してくれたこと、子育てを一緒にしてきたことなどに対して、感謝できるようになりました。
離婚と言っても、ひとりさんは卒婚と言ってくれます。
学ぶことを終えて、卒業したんだなと思えます。
結婚は本当にたくさんの学びを与えてくれます。
結婚したおかげで、私の人生は平坦ではなく、波乱万丈になりました。その分人生を楽しめたなと思えます。
そして、別れた相手のことを憎んでもいないし、幸せになってほしいと思います。
あなたに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
つづく。