ついてる 天国言葉、地獄言葉③

ついてる、天国言葉を言い始めると、気になり始めるのが、

周りの人たちの言動や態度でした。

 

14年前の当時、まだ携帯電話が今のように普及していなかったため、ひとりさんの声を聴くためには、一番CDが身近でした。

 

ひとりさんのCDはダビングしてもいいし、それを他の人に聞かせてもいいということでしたので、自分自身でダビングして車の中で何回も聴いていました。

 

そのうちに私は主人にも聞いてもらいたくなりました。

 

それというのも私の悩みの種は主人だったからです。

主人に対する私の悩みは、簡単にいうと、

1、物をすてないこと(私から見たらゴミが主人とってはゴミじゃない)で家がものだらけになり、私はいらいらしていました。

 

2、常に過去のことを考えているため会話が前にすすまず、ちぐはぐになり、そこでも私はいらいらしていました。

 

3、手を洗うにも、家を出かけるにも時間がかかり、やっと家を出たかと思うと、ガスは切ったのか 戸締りはしたのかと質問攻めにあい、そこでも私はいらいらしていました。

 

4、家で寝てばかりでした。仕事から帰ったら、ご飯を食べてゴロンと床に寝ころび朝まで寝続ける。朝は慌ててシャワーを浴びて出ていく。毎日その生活の繰り返しでした。

 簡単に言えばそういう人でした。

それで私は、自分がおかしくなりそうで、図書館に行ってはたくさんの本を読んで救いを求めているうちに、ひとりさんのKOTOBAに出会ったのです。

 

つづく。